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Q&A
- AB判にした理由はなんですか?
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B版と比べ、開きやすく、書き込みなどの作業がしやすくなるように、左右に版型を大きくしています。また、今回の学習指導要領で言われている「見方・考え方」について、自ら見つけていく過程において、それらを書き込むことができるという利点もあります。
- 1~5年生を上下、6年を本冊と別冊に分けているのはどうしてですか?
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1~5年生については、児童の持ち運びの負担を軽減するために上下に分けています。また、6年生では、次の中学校に対する準備という意味もあり、本冊を合本にしています。別冊は、6年間のまとめと中学校の内容に少し触れられるような内容を扱っています。
- 6年生別冊「中学校へのかけ橋」はどのように扱えばよいですか?
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6年生別冊は、これまでの6年間のまとめであると同時に、これからの中学校数学に対する見通しがもてるようにしています。学習指導要領においても、統合的・発展的な学習の大切さが書かれており、1章で統合、2章で発展として扱うことができます。特に、1章では「見方・考え方」をベースとして統合しているため,それぞれの「見方・考え方」がどのようなところで使われてきたか思い出し、まとめることができます。2章では、これから学ぶ中学校数学をイメージして発展的な学習内容に触れることで、中1ギャップを軽減することができます。
- 統計学習にはどのように対応していますか?
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各学年の統計領域の学習を「整理」と「活用」の2つに分けて単元を構成しています。「整理」単元では、必要な知識やグラフなどのかき方を学び、「活用」単元では、新たな知識ではなく、これまで学んできた知識を使って課題を解決するような内容になっています。
このように2つに分けることで、「得た知識を使う」ことを意識できるようにしています。
- 主体的・対話的で深い学びにはどのように対応していますか?
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場面イラストから問題を発見する導入にしたり、単元の左側に「~したいな」のマークを設定したりすることで、主体的に学習を進められるようにしています。また、単元内での課題解決において、いろいろな意見を提示することで、友だちがどのように考えているか考察するなど、対話的な学習ができるようにしています。さらに、単元末に設定している「深めよう」や「ふりかえろう つなげよう」では、これまでに学んだ学習を深め、広げられるような活動に取り組めるようにしています。これらの学習を踏まえ、各学年の学期末に「かつどう!!」「アクティブ!!」を設け、1つの課題に対しても、主体的・対話的で深い学びが実現できるようにしています。
- プログラミング的思考の学習にはどのように対応していますか?
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プログラミング的思考とは、プログラミングでコードを学ぶことではなく、論理的な思考力を育むツールであると考えます。そのため、低学年から論理的な思考力を身につけることができるよう、すべての学年でプログラミング的思考を育む課題を扱い、簡易なプログラミングの考えに触れ,論理的に他者に自分の考えを伝えることができるようにしています。
- 「見方・考え方」に対して、どのように対応していますか?
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算数で特に使われる「見方・考え方」を9体の「考え方モンスター」として、キャラクター化しました。キャラクターにすることで、これまで意識していなかった「見方・考え方」を意識できるようになります。また、教科書に示されていない「見方・考え方」に対して、モンスターを発見するように「見方・考え方」を発見することができるようにしています。教科書に示されている9つの「見方・考え方」以外の「見方・考え方」を見つけたとき、自分たちで新たなモンスターを創造し、加えていくこともでき、楽しみながら必要な「見方・考え方」を身につけることができるようにしています。
- カリキュラム・マネジメントにはどのように配慮していますか?
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単元全体を通して、子供の疑問を解決する展開としたり、課題を解決する際の見方・考え方を提示したりするなど、算数に限らず汎用的な力が身につけられるようにしています。また、学んだことを活用する観点で、学校で見つけた課題や環境問題に取り組めるよう、学年の最後に「今の自分を知ろう!」のページを設定しています。
- オリンピック・パラリンピック教育(五輪教育)に関連する内容はありますか?
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倍の計算に関わり、「ボッチャにトライ」(4年下p.78)でボッチャをもとに課題を考察していくなど、五輪教育に配慮した課題を取り扱っています。
- 持続可能な開発(SDGs、ESD)に関連する内容はありますか?
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単元の導入で身近な問題を取り上げるとともに、「かんきょうにやさしい学校をつくろう」(4年下p.144~145)、「単位量あたりの大きさで環境を見よう」(5年上p.61)、「ミネラルウォーターの消費量と輸入率」(5年下p.135~136)など、環境に配慮した社会づくりを考えることができるような課題を設定しています。
- 学びのユニバーサルデザイン(インクルーシブ教育、特別支援教育)への対応は、どのようになされていますか?
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パラリンピック競技に関わり、「ボッチャにトライ」(4年下p.78)を扱ったり、位置の表し方の関連として「点字」(4年下p.115)を扱ったりするなど、人間の多様性に触れる機会を設けています。また、すべての児童に理解しやすく使いやすい教科書にするために、ページの左側にどのような学習をしていくかが明確にわかるように、緑のラインとマークによって項目を設定しています。