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Q&A

なぜ二分冊なのですか?

教材との出会いを通し、子供たちが主体的に課題に気付く『きづき』と、「かんがえよう」「やってみよう」などの学習活動を掲載し対話を行う『まなび』に教科書の役割を分けることで、「よりよい生き方」を考えるための授業像を設定し、主体的・対話的で深い学びが展開できる道徳の学習を具体的に示すことを企図し、二分冊構成といたしました。

『まなび』をどのように活用したらよいですか?

<授業の導入・振り返りでの活用>
 各内容項目に1ページずつ、「心のパレット」をコーナーとして配しました。学年の発達段階に合わせ、道徳の内容項目をコンパクトに概括したページですので、授業の導入や終末の振り返りにご活用いただけます。

<言語活動においての活用>
 自己の考えをまとめ、伝えるだけでなく、「友達の考え」欄にメモするなどの活動の中で、自分とは異なる考えを受け止めたり、自己の考えを改めて位置付けたりする言語活動にご活用いただけます。

<ポートフォリオとしての活用>
 書き込み欄を設け、児童が自分の考えを書いたり、友達の考えをメモしたり、ハートマークを塗りつぶして短時間で自己評価できるポートフォリオとしての機能を充実しました。

 もっとしっかり「書く」活動を充実させたい方向けには、指導書付属のワークシートをご用意します。内容項目別に構成された『まなび』にワークシートを貼りつけることで、個々の教材での学びをつなげ、体系化するのにも役立ちます。
 児童の変容が見取りやすいため、評価にもご活用いただけます。

現行版と今回の教科書は、主にどこが変わったのですか?

 情報モラル等の日々変化する現代的な課題に対応した教材、一枚のイラストやグラフの入った文章等多様な形式から考えを深められる教材を充実させました。
 定番教材を中心とした教材の8割ほどは継続掲載とし、現行版での2年間の実践の蓄積を新しい教科書でも引き続きご活用いただけるようにしています。
『きづき』教材文は、文章をコンパクトに、文字を一回り大きくしました。教材のねらいや本質的な学びはそのままに、子供たちにより伝わりやすく工夫しました。(5年「不思議な顔」ほか)
『まなび』発問ページは、書き込み欄・ふり返り欄を設けました。
 各学年『きづき』p.2~3、『まなび』p.5に教科書の使い方を明示し、より使いやすい教科書となりました。

いじめ問題への対応について、どのように取り扱っていますか?

 学級経営の視点を取り入れ、「学級づくり」の理論に基づいた教材配列の工夫をしました。安心して自分の意見を言える環境を整え、教材を基にさまざまな面から総合的に学びを深め、年間を通して「いじめをしない、ゆるさない心」を育みます。
 いじめに対し、一度きりで終わらない学びとなるように、「ともにいきる」マークの教材を、学級経営上の大切な時期(4月、6月、11~12月)に合わせて、年間を通して計画的に配列しました。繰り返し、様々な側面から、学びを深めます。
 扱う教材については、身近な題材や名作絵本、人物の伝記や人権に関する教材等、子供の心に訴える多様な題材を設定し、気付きや学びをひとつひとつ積み上げ、命の大切さを実感し、いじめに向き合う心を総合的に育てます。

なぜ『まなび』の表紙がクエスチョンマークなのですか?

 他教科であれば、「なぜだろう?」→「わかった!」という流れで学習が進みます。しかし、道徳の学びは、「わかった!」では終わりません。
「答えのない教科」である道徳は、「自分は違うなあ」という違和感や、「そうか!」「自分と同じだ!」という共感からスタートし、「なぜこうしたんだろう?」「自分はこう思うけれど、友達は違うのかな?」「どうすればいいのかな?」と考えを深め、さらに「自分はどう生きて行けばいいのだろう?」と、自己のよりよいあり方につなげて問い続けていく教科です。答えのない「?」を持ち続け、自分自身につなげて考えられる学びを実現してほしいという思いを込めて、「?まなび」という書名を付けました。

評価について、どのような工夫がなされていますか?

『まなび』には、書き込み欄として「自分の考え」「友達の考え」、学習を振り返り自分につなげていく自己評価欄として「つなげていこう」を設定しました。学習活動の記録となるだけでなく、内容項目の一見開きの中に、学習時期の離れた同じ内容項目の教材を複数配置しているので、大くくりな期間での児童の変容を見とりやすく、評価のためのポートフォリオとしてご活用いただけます。
『まなび』冒頭の「まなびの道しるべ」の下に、年間を通した振り返りのできる書き込み欄を設けました。児童が特に心に残った教材についての手がかりとなり、児童の変容を見とるヒントとなります。

体験的な学習ができる教材はありますか?

1年1教材、2年1教材、3年3教材、4年2教材、5年3教材、6年4教材の計14教材において、「やってみよう」マークを設定し、「○○の役になってみよう」等、体験的な学習を促す発問を設定しております(3年『まなび』p.21「言葉のまほう」ほか)。
『まなび』巻末の「まなびのヒント」には「お話の人物になろう」という形で役割演技・動作化のやり方を解説しています。

カリキュラム・マネジメントにはどのように配慮していますか?

『きづき』『まなび』の二分冊構成によって、各学校・地域の実態に柔軟に対応できるようになっています。
各学年『きづき』巻末には、各教材に関連する現代的な課題を一覧表で示し、教科横断的な視点に柔軟に対応できるようになっています。
『まなび』は、教材が内容項目ごとに一見開きで構成されています。各学校における道徳の教育目標に応じた教材配列に柔軟に対応できるようになっています。

オリンピック・パラリンピック教育(五輪教育)に関連する内容はありますか?

2020年のオリンピック・パラリンピックと、開催後の未来を見据え、スポーツに親しみ、スポーツを通した友情・信頼、公正・公平や、国や文化を越えた国際理解についての学びを深め、よりよく生きる態度を養う教材として、体操の白井健三選手、陸上の佐藤真海選手など、スポーツ選手のエピソードを掲載しています。
 全学年にコラム「スポーツ大すき」を掲載し、スポーツマンシップやフェアプレー、オリンピック憲章の精神を紹介しました。
 スポーツに関わる様々な立場のひとつとして、スポーツを支えるボランティアマインドとその醸成について、教材やコラムの中で紹介しています。

持続可能な社会の発展(SDGs、ESD)に関連する内容はありますか?

「山の畑には草をしけ」(6年)、「人と自然と」(6年)「人とシカとのきょうぞんをめざして」(4年)等、人と自然環境の関わりについて考える教材や、「みんなにあたりまえの幸せを―世界人権宣言―」(6年)等、人権について考える教材、「すてきが いっぱい」(1年)等、ジェンダーにも関連する教材など、持続可能な社会の発展に関するさまざまな課題に注目して考えを深める教材を掲載しています。

学びのユニバーサルデザイン(インクルーシブ教育、特別支援教育)への対応は、どのようになされていますか?

 多様な人々が共生する社会をめざし、教科書の基本方針を「共に生きる、よりよく生きる」として編修を行いました。「さわってごらん、ぼくの顔」(6年)等、教材の中で扱うだけでなく、「多様な人々が共に生きる社会」を念頭に、「ありがとうを みつけよう」(1年)等の教材の挿絵について、さまざまな人々が共生するシーンとなるよう配慮しています。
 ユニバーサルデザインに関し、専門家の校閲を受けております。また、学習活動に沿った構成、ユニバーサルデザインフォントの採用等、教科書の基本構成を工夫しました。
 拡大教科書の発行に加え、教師用指導書付属のデジタル教科書では、フォントや文字サイズ、文字色、背景色等を変更できるツールを開発中です。