生き物を大切に No.1
外来生物とは、人間の活動によって移動された生物を指します。荷物などに紛れて移動した生物や、遺伝子組み換えを含む改変生物も外来生物です。一方、自然分布で存在する生物は、在来生物と呼ばれます。
人間によって移動された生物は、しっかり管理する必要があります。”いらなくなったから野外に放つ”ということはしないで、最後まで責任をもって大切に扱いましょう。
外来生物を正しく管理しないと。。。
図:静岡市環境創造課(イラスト・赤池キョウコ)
身体への危険や生態系への影響が懸念されます。そもそも、生物の分布を変える行為は、生物の進化を変えることにつながります。
外来生物は、けっして悪い生物ではありません。お肉や野菜をはじめ、私たちの豊かな暮らしは、様々な外来生物に支えられています。
外来生物と正しく関わり、生物の歴史や未来も大切にしましょう!
※一般的に自然分布の範囲内に存在する生物は”在来種”、範囲外に存在する生物は”外来種”として扱われます。自然分布域の中のでも、人が移動したり改良したりした生物は外来生物です。地域によって遺伝子が違うため、野外に放つことはやめましょう。