私たちの身近な環境には、様々な生き物が暮らしています。小川を泳ぐメダカや田んぼで鳴くカエル、夜を彩るホタルたち。しかし、そんな生き物たちが暮らす環境は徐々に消え、北アメリカ原産のカダヤシやウシガエル、アカミミガメに変わってきています。開発により伐採される木々、住みかを追われ散在するプラスチックゴミに絡まって苦しむ生き物たち。今、川や海、山の環境が大きく変わりつつあります。このような世界に、明るい未来はありません。

　生き物や環境に配慮しなから生活することは、とても大切なことです。少し大変なことと思う人もいるかもしれませんが、実は私たちの暮らしを豊かにすることにも繋がります。

　私たちはどのようにして生き物と環境を守ることができるのでしょうか。また、美しい地球環境を次の世代に繋げていくためには何が必要なのでしょうか。みなさんの手元にある学校図書の教科書を通し、生活や理科などを学びながら、これから一緒に考えましょう。

　ここでは、生き物との正しい関わり方や日本と世界の現状、新しい取り組みを紹介します。私たちに今何ができるのか。様々な情報をヒントに、考えてみましょう！

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