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はじめの一歩の一歩前

3歩目 届いた端末,まずどうする?

届いた端末,まずどうする?

端末との出会わせ方

 自分専用の端末が届いたとなれば,子供たちのワクワクは高まります。そうした思いに寄り添いながら,端末との出会わせ方を工夫するとよいでしょう。1人1台の端末は,学習道具の一つとしてこれからずっと付き合っていく子供たちの相棒です。端末との出会いにも一工夫を取り入れてみましょう。
 まず,端末を配布する前に,1人1台の端末を配布する目的,端末を使ってどのような力を付けてほしいのか,といったことを伝えます。端末を活用する意義を子供たちに感じ取らせることがポイントです。
 次に,端末の配布です。教師が一言かけながら直接手渡す方法がお勧めです。校長先生にお願いして,進呈式のように端末配布を行うと,きっと子供たちの思い出に残るでしょう。
 続いて,「開封の儀」です。開封や初期設定も子供たちと一緒に行い,愛着を持たせるきっかけにしたいです。また,初期設定を子供たちと一緒に行うことで,身の回りの情報端末の多くは箱から取り出してすぐに使用できるわけではなく,初期設定をすることで初めて使用できるようになることを子供たちに実感させるようにしましょう。

パスワードの決め方

 端末を扱っていく上でIDとパスワードは不可欠です。パスワードの決め方は次のような方法が考えられます。
・児童生徒だけで決める。
・児童生徒と保護者が一緒に決める。
・先生が決める。
 発達段階や児童生徒の実態によって,ベストな方法は異なります。ただし,どのような方法でパスワードを決めても,IDやパスワードの役割,管理の重要性はしっかりと伝えたいところです。低学年には,IDは住所,パスワードは家の鍵という例えを使い,「家の鍵を誰かに渡したら泥棒に入られてしまうよね。だからパスワードもしっかり管理することが大事だよ」といった形で伝えると理解しやすいでしょう。

第3歩はじめの一歩の一歩前_写真1 端末の配布準備をする児童たち


執筆者


三井一希先生