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代表ご挨拶

2021年度 年度初めのご挨拶

 当社は4月1日より第87期に入りました。昨年度は中学校の教科書採択の年であり、当社にとっては大変重要な年度でした。お陰様で、変わらぬ先生方のご支持を得ることができ、冊数的には前回とほぼ同等の採択を維持することができました。全国の先生方をはじめ、多くの関係者の皆様のご指導、ご鞭撻に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 さて、最近になって、文部科学省から「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」の「中間まとめ」が公表されました。昨年度はコロナ禍もあって、リモート授業、自宅学習の機会が一気に増え、学校におけるICT環境の整備のスケジュールも前倒しになってきており、教科書のデジタル化の機運が同時に高まってきました。

 しかし、教科書のデジタル化に関しては、多くの方々(私たちも含め)が漠然とした不安を抱えているのも事実です。一気にデジタル教科書に変わるのか、紙ベースの教科書と併用するのか、デジタル教科書を使用する子供たちの健康面や学力習得にどのような影響があるのか、デジタル教科書は授業でどのように使用するのが効果的なのか、デジタル教科書はどのように検定するのか、デジタル教科書を日本全国津々浦々の学校にどのように配信するのか、毎日、毎授業ごとの通信費はどの程度に膨らむのか、家庭でデジタル教科書を使うための環境は個々の家庭にお任せするのか、疑問や不安がバブルのように湧き上がってきます。

 これらの疑問や不安を解消するために今年度文部科学省は「学びの保証・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業」を開始します。当社もご希望のあった小学校・中学校と協力しながら前述した課題を少しでも解消できるよう全力で取り組んでまいります。

 学校図書は、どのようなことがあっても、先生と保護者、そして何より子供の味方であること、より高い理想の授業を目指す先生、子供の未来の為に日々努力されている保護者、分かったときの喜びを全身で表現する子供の為に、全力でサポートしていくことをお約束いたします。

学校図書株式会社 代表取締役社長  芹澤 克明