編集の特色2
2問題を見つけて解決するために
~数学的活動の実現~
1.自ら問題を見つけ,見通しをもつ(主体的な学び)
各単元の導入は,日常生活など身近なことや算数の中から問題を発見することで,子どもが興味・関心をもって単元の学習に入っていけるようにしました。また,新しい学習に対してより身近に感じることができるように,問題発見の場面をイラストの形式にしました。
2.他者との協働,他者の意見の尊重(対話的な学び)
友だちのいろいろな考えを読み取ったり,友だちと考えを共有したりする場面を設け,となりの友だちや班の友だちと話し合うことを促し, 友だちの話を聞く姿勢,自分の考えを理解してもらえるように話す姿勢などを育むことができるようにしました。
クラス全体で,主体的・対話的で深い学びを実現するために,「かつどう!!」「アクティブ!!」のページを1学期と2学期の終わりに挿入し, 協働的な学習に取り組むことができるようにしました。
3.発展させ,統合する(深い学び)
本文では,「こんな場合はどうなるか」「条件を変えたらどうなるか」「もっと進めたらどうなるか」など,問題を発展させる発言を促すような吹き出しを挿入することで,子どもたちが学習を深められるように配慮しました。
また,「ふりかえろう つなげよう」では,これまで学習してきた学年や単元を超えてふりかえり,まとめてみることで,新たな発見や深い理解が得られるようにしました。