編集の特色1
1これからの社会の中で生きていくために
〜資質・能力の育成〜
1.基礎・基本の学力を身につける
内容の系統性が強い算数において,日々の学習で基礎・基本をしっかりと身につけておくことはとても大切なことです。新しく学ぶ内容は,既に学習した基礎・基本の上に積み上げられていくことが多いからです。
そこで,今回の教科書では,基礎・基本の扱いを重視し,子どもの思考の流れに沿って編集しました。
2.学びの力を身につける
算数を通して身につけたい①考える力(思考力),②判断する力(判断力),③表す力(表現力)を「育てたい『3つの学びの力』」として,2~6年生の上巻の冒頭にまとめました。
本文中でもこれらの考え方を使った問題を配置することで,それぞれの力を育てられるようにしました。
3.社会に活用できる力を身につける
身につけた算数の知識を授業の中だけで終わらせないことはとても大切です。
単元で学んだことを活用するために,「深めたいな」というつぶやきから「深めよう」へとつなげ,身のまわりで算数が使える課題を扱いました。