編集のPOINT3
3自分の成長を自覚できる子どもを育てる
自分の成長を自覚できるようにしました。
記録をもとに振り返りを行う
特に栽培飼育単元は長期間の活動となり、記憶のみでは、活動を振り返ることは困難です。単元内では特に記録を重視し、記録を振り返ることで自分の成長が自覚できるように構成しました。
上巻の「わたしのあさがお」では、友達と関わり合いながら成長してきた自分を振り返るとともに、「かけるようになった自分」を再認識することができるように構成しました。
願いや思いを表現するカード
上巻では「わたしのあさがお」で、下巻では「わたしたちの野さいばたけ」にノート例を示しました。ここでは、まずその時の自分の気持ちや伝えたい思いをマークやタイトルで示し、その思いにそって文章や絵をかいていくように示しています。 これは記録に自分の気持ちをより書きやすくさせるとともに、振り返り、自分の心の成長を自覚する際にも、有効に働きます。
多様な表現で自分の成長を振り返ります。
大単元方式と成長の自覚
学習指導要領における生活科の内容を「探険単元」、「遊び単元」、「栽培単元」、「飼育単元」、「成長単元」の5つの大単元で構成しました。連続した紙面で活動や子ども達の変容、ノート例が示されているので、自分の成長や変容を振り返る際にも、有効に働きます。