編集のポイント3
3学びたい思いが対話を生み、考えを深めていく
他者と主体的に関わり、伝え合う力を育てる
「話すこと・聞くこと」の系統
「話す・聞く・話し合う」活動を系統的に位置づけ、実際的な場で言葉を通して伝える力、受け取る力を養っていきます。 何のために(目的)、だれに向かって(相手)、どんな場で(場)、を意識し、互いに共感し合いながら、日常に深く関わる音声言語の力が身につくようにしています。
意欲と必然性が考えや思いを深め、書く力を育てる
「書くこと」の系統
日常生活と関連した必要感のある内容を題材にして、子どもたちの書きたいという意欲を引き出します。また、ジャンルに応じた文章の書き方を丁寧に示すことで、自発的に学習を進める態度を育てます。
多様な表現方法を学び、主体的に表現していくなかで、思考を深め、実生活で生きて働く「書く力」を育てることができます。
自らの「問い」を探究することで、対話と読みを深める
文学の系統
「答え」ではなく、子どもたち自身の「問い」を引き出すことが、主体的な学びのカギとなります。子どもたちの素朴な疑問や気づきが解決したい「問い」となり、 それを追究していく過程で読みが深まっていきます。また、「問い」をきっかけに、友達から文章、自分自身へと対話が深まっていきます。
多彩な作品から、読む楽しさと言葉の奥深さを知る
文学教材・詩教材一覧
情報を正確に読み解き、知的に考える楽しさを味わう
説明文の系統
多種多様な文章を段階を追って読むことで、文章の構成や表現の特徴を理解し、目的や意図に応じて読む力がつきます。
情報を正確に読み取り、吟味・評価しながら自分の考えを深めていくなかで、「なるほど」「わかった」が生まれます。イメージ・内容と論理との結びつきを理解し、
自分の考えを形成するのみならず、文章の世界を超えて現実世界に目を向ける探究的な態度を育てます。