1次関数1次関数172見方・考え方これまでと同じように,関数として考えられるかな。QUESTIONともなって変わる2つの数量の関係を使って予測しよう。目標 では,x の値を決めると,それに対応するyの値がただ1つ決まるから,yはx の関数である。 また,地上0mの気温が25"で,1km 上じょうしょう昇するごとに6"ずつ気温が下がっているとみなすことができる。このとき,地上xkmの気温をy"とすると,xとyの関係は,次の式で表すことができる。 y=-6x+25気温は,地上11kmまでは,1km上昇するごとに,約6"ずつ下がるよ。問1で,標高3776mの気温は約何"と考えられますか。上で求めた式や,前ページの表やグラフを用いて,小数第一位まで求めなさい。y= ax + bxに比例する部分定数の部分 yがxの関数で,y=-6x+25のように,yがxの1次式で表されるとき,yはxの1次関数である という。 一いっぱん般に,1次関数は,aを0でない定数, bを定数として,次の形の式で表される。 y=ax+b1標高が決まると,気温も1つに決まるから,気温は標高の関数といえるね。どんな式で表せるのかな。前ページの で,標高をxm,気温をy"として,その関係をもとに,頂上の気温を予測することができるでしょうか。5101520主体的・対話的で深い学びの実現つながる学び身のまわりや数学の学習の中から,生徒が自ら問題を発見し,それを数学の問題として考えていく中で,問題を解決するための力を育成します。[ 2年 P.72-73 ]71標高と気温の関係を式で表せるかな。式で表せるかな。標高が決まれば,気温も決まるのかな。表にすると予測できそうだね。P.72表やグラフをもとにして,頂上の気温を予測できるのかな?次の課題へ!Chapter 33章頂上は何"?701 1次関数 方程式と1次関数 1次関数の利用1前ページの図のように,標高によって気温がちがいます。頂上の気温は,約何℃と予測できるか話し合ってみましょう。グラフに表して考えられないかな。0m100m1000m3040m(8合目)2390m(6合目)2305m(5合目)3776m(頂上)11.2℃10.7℃19℃24.4℃25℃6.8℃ ℃?3章 1次関数102030気温( " )O100020003000標高(m)5001500250035004000標高(m)010010002305239030403776気温(")2524.4[ 2年 P.70-71 ]71標高と気温の関係を式で表せるかな。P.72表やグラフをもとにして,頂上の気温を予測できるのかな?次の課題へ!グラフに表して考えられないかな。1020O100020003000標高(m)5001500250035004000章のとびらで問題発見目標設定目標の前に問いを置くことで,問題解決の見通しをもつ力を養います。また,事象を数学の問題として解釈することにより,数学的な見方・考え方を働かせて問題を解決する能力を育みます。生徒の対話から目標を見いだすことにより,問題を解決していく意欲をもたせることができます。NEWNEW1解決への見通し2
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