数学 内容解説資料V2
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46観点特色具体例教科書の上で作業をする場合には,作図や書き込みがしやすいように,できる限り図をページの外側に配置しています。1年P.143,190,2年P.89,94,3年P.107,110 など観点1文章表現などの記述は,生徒の発達段階に応じて理解しやすいようになっているか。観点1写真や図,イラストは親しみやすく,学習の理解に有効なものになっているか。観点2紙面のレイアウトは学習しやすいように配慮されているか。特色1数学的な表現や正確性を尊重しながら,生徒の発達段階を考慮し,理解しやすい記述にしています。特色1写真や図,イラストは興味・関心を高めるとともに,学習内容の理解の手助けとなるものを提示しています。特色2視覚的にも理解しやすく,教科書の上での作業がしやすいようなレイアウトにしています。「yはxの関数である」,「~ならば~である」などの数学的な表現のしかたに慣れ,用いることができるようにするために,本文や説明文は「である」調にしています。導入の問題 は,「~みましょう」と丁寧な言葉遣いをし,やは,「ですます」調にしています。新出の用語にはルビをつけています。地名や人名,常用外漢字,中学校で初めて学習する漢字などにも,各章の初出にルビをつけています。例空間図形の学習では,数学的な概念をイメージ化するのに適した図や写真を数多く取り入れています。1年P.194,202,204,208 など挿絵やキャラクターは,生徒が親しみのもてるものを使用し,理解の手助けになるように用いています。各学年の口絵では,身のまわりにある建造物や伝統文様などの写真を取り上げ,興味・関心を高めるとともに数学的な観察のしかたができるようにしています。例1ページ中の情報量が過多にならないように配慮し,ゆとりのあるレイアウトにしています。例表記・表現教科特有の用語や記号は適切に用いられ,理解しやすい配慮がされているか。観点2用語や記号は正確に理解できるように配慮するとともに,記号の読み方を示しています。また,その後の学習でも積極的に用いて定着を図るようにしています。特色2例用語や記号の定義は,生徒の発達段階を考慮しつつ,正確性を期すようにしています。新出の記号は,読み方も明記しています。1年P.169,2年P.125,3年P.141 など「 TTea Break 」に「用語・記号の由来」のコラムを取り上げ,それらが用いられるようになった歴史的背景を知ることにより,関心や理解が深められるようにしています。 1年P.101,2年P.111,3年P.51 など人権などへの配慮がされているか。観点3社会的な差別を助長することがないように,人権を尊重する観点を大切にしています。特色3例教科書に掲載する男女生徒の名前は,すべて「さん」づけとし,言葉遣いも男女共通にしています。また,登場回数にも男女の偏りがないように配慮しています。ユニバーサルデザイン(UD)・カラーユニバーサルデザイン(CUD)の観点で本文の表現等,専門家の指導を受けています。写真・図・レイアウト

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