数学 内容解説資料V2
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38指導計画の作成と内容の取り扱い数学科の目標関数y=ax2の利用では,スピードと制動距離の関係について関数を使って考察することを通して,交通安全を考える上で数学が役立つことを理解できるようにしています。3 年 P.124,133-135円周角の定理では,操作活動をもとに,円周角と中心角の関係を帰納的な方法によって予想し話し合う活動を取り入れ,課題意識をもって演繹的な証明に結びつけることができるようにしています。3 年 P.182-185章のとびらや「○○の利用」,「役立つ数学」,「章のまとめの問題活用」,「」,巻末の「さらなる数学へ」などで,身のまわりで数学が役立っている場面を積極的に取り上げ,生活や社会に生かそうとする態度を養えるようにしています。各学年の「方程式の解き方」では,生徒自身の疑問をもとに,解き方をふりかえり見直すことで,より効率的な方法を見いだしていけるようにしています。1 年 P.102-106,2 年 P.45-53,3 年 P.76-89レポートの作成・発表では,他者の意見やアドバイスをもとに,レポートを改善していけるようにしています。3 年 P.252-255特色1①領域ごとに,ふりかえりの場を設定し,既習事項を確認してから新たな学習に入ることができるようにしています。②本文中にも,必要な箇所にふりかえりのための問題を入れ,学び直しができるように配慮しています。①情報や資料の収集が必要な場面では,インターネットなどの活用を促すことができるように配慮しています。②情報処理を行う場面では,コンピュータの効率的な活用ができるように,その使い方を掲載しています。特色2観点1新たな内容を指導する際に,既習の内容を意図的に再度取り上げるなど,学び直し(スパイラル)の機会を設定することについて配慮されているか。コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用について配慮されているか。観点2スマートフォンやタブレットで QR コードを読み取ることで,インターネット上のコンテンツを使えるようにしています。1 年 P.140,2 年 P.175,3 年 P.233 など例各領域の前に「ふりかえり」を設け,前学年までの内容を確認しながら新しい内容に入っていけるようにしています。1 年 P.10-11,127,165,231 2 年 P.10-11,69,107,177 3 年 P.10-11,99,136-137,227本文中では,側注の「ふりかえり」で,ふりかえりのための既習内容を取り上げています。1 年 P.25,98,2 年 P.62,125,3 年 P.14,115 など例インターネットやパソコンソフトを使うと効果的に学習が進められる場面は, で示しています。1 年 P.280-281,2 年 P.175-176,3 年 P.258-259 など「データの活用」や「データの分布」,「標本調査」の学習では,情報処理が効率的にできるように,表計算ソフトの使い方を掲載しています。1 年 P.259-260,2 年 P.212,3 年 P.243観点特色具体例とする態度,問題解決の過程をふりかえって評価・改善しようとする態度を養えるように配慮されているか。心を高めつつ,数学的な表現・処理のよさや数学が生活や社会に役立つことが実感できるようにしています。②問題解決の過程をふりかえって,よりよい方法やより効率的な方法を考察することを通して,従前の方法を評価・改善できるようにしています。

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