数学 内容解説資料V2
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37方程式の利用の場面では,方程式を利用して問題を解く手順を段階をおって示しており,数学的な表現や処理のしかたが習熟できるように工夫しています。1 年 P.112,116,2 年 P.57-58,3 年 P.91日常生活の事象や数学の事象から,生徒自身が疑問を見いだし,数学化して数学の問題として表現し,見通しを立てて解決していけるようにしています。1 年 P.12-14,2年P.70-72,3年P.100-102 など①既習事項を問題解決に活用したり,日常や社会で活用したりする場を設け,筋道立てて考察できるようにしています。②既習事項を活用して数量や図形などの性質を見いだし,統合的・発展的に考察できるようにしています。③習得した知識や技能を利用し,日常や社会における事象を簡潔・明瞭・的確に表現・処理して問題を解決することに役立てられるようにしています。特色4数学を活用して事象を 論理的に考察する力,数量や図形などの性質を見いだし統合的・発展的に考察する力,数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力を養えるように配慮されているか。観点4例に数学的な見方・考え方の例を示し,問題解決に向けて見通しを立てることにより,筋道を立てて論理的に考察できるようにしています。すべての本文中に,「正の数・負の数の利用」(1年 P.50-51),「 1 次関数の利用」(2年 P.95-99),「三平方の定理の利用」(3年 P.210-220)などの項目を設定し,その章で学んだことを日常や社会などで活用する場を取り入れています。「章のまとめの問題」に,数学を活用して考えたり,判断したりする活用を設定し,さまざまな場面で数学が活用できることを理解できるようにしています。1 年 P.124,2 年 P.194,3 年 P.131 など章末に「」のページを設定し,主体的に学習に取り組めるようにするとともに,数学を活用して考えたり判断したりする態度を育てるようにしています。1 年 P.65,2 年 P.175-176,3 年 P.226 など本文中に,既習事項をもとにして統合的・発展的に考察し,論理的に数量や図形の新たな性質を見いだす場を設定しています。1 年 P.105,2 年 P.118-119,3 年 P.165-166 など1次関数の利用の場面では,水を熱するときの時間と水温の関係をグラフに表し,おおむね直線上に並んでいることから 1次関数とみなして予測する活動を設定し,事象を数理的に考察し表現する能力が習得できるように工夫しています。2 年 P.95-96では,問題解決の見通しを立てる話し合いの場面を設け,自分の考えを他者に説明し伝える活動を積極的に取り入れ,数学的に表現する力が高められるようにしています。すべての巻末の「表現する力を身につけよう」では,レポートのつくり方や発表のしかた,発表の聞き方を提示し,自分の考えをまとめる・他者に伝える・レポートを見直すことを通して,意欲的にアクティブ・ラーニングとして協働学習ができるようにしています。1 年 P.268-271,2 年 P.220-223,3 年 P.252-255数学的活動の楽しさや数学のよさを実感して粘り強く考え,数学を生活や学習に生かそう観点5①具体物を操作する活動と,数学的に考えたり説明したりする活動を結びつけ,興味・関特色5例正の数・負の数の加法では,カードゲームを取り入れて興味・関心を高め,コマの動きをもとに加法の計算のしかたを考察し,一般化が図れるようにしています。1 年 P.21-24観点別特色

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