数学 内容解説資料V2
18/56

さらなる数学へ252253表現する力を身につけよう~自分の考えを見直そう~数学の学習のときやふだんの生活の中で, 「なぜだろう」,「別の条件ならどうだろう」,「もっと知りたい」と感じたことをレポートのテーマにしましょう。ふだんから気になったことをノートなどに記録しておくと,テーマを決めるときに役立ちます。興味や関心をもったことをテーマにしよう1自分で考えるだけでなく, 実験や観察,調査などをする アンケート調査をする 図書館の本や新聞記事,インターネット等で調べるなど,目的に合わせた資料の収集方法を計画することが大切です。資料の収集方法の計画を立てよう2調べた情報やデータを分析して,資料の特とく徴ちょうを見つけましょう。収集した情報やデータは,何を参考にしたのかわかるように記録しておきましょう。また,インターネットで検けん索さくするとたくさんの情報が得られますが,信しん頼らいできる情報かどうかに注意する必要があります。資料を集め,整理して分ぶん析せきしよう3作成したレポートを発表し,発表内容について,友だちから質問やコメントをもらいましょう。また,聞いている人は,疑問点や感じたこと,よりよいレポートにするために自分だったらどうするかなどについてコメントをしましょう。レポートを発表し,コメントをもらおう5友だちの意見を参考にして,自分の研究をふりかえりましょう。必要があればデータの整理の方法や分析のしかたを改善し,レポートを書き直しましょう。よりよいレポートに仕上げよう6レポートの作成を通して, 調べた内容や調査過程,そのおもしろさや価値などが友だちにわかりやすく伝わるように, 整理してまとめましょう。レポートという形にこだわらず, 新聞やポスターなど,発表のしかたに合わせて形式を選ぶと,さらによいものをつくることができます。自分の考えを整理してまとめよう4自分の考えをまとめたり伝えたりするために,レポートをつくってみましょう。レポートにまとめることで,学習したこと以外に新たな発見をしたり,疑問が生まれたりします。それこそが,本当の数学のおもしろさです。発表のしかた何について調べて,何を伝えたいのかをはっきりさせておこう。グループの中でリハーサルを行い,相手にわかりやすい話し方を見つけよう。話す順序や資料を示すタイミングをくふうして,説得力のある展開を考えておこう。学習した内容と自分で考えた内容を区別して話そう。わからなかったことを伝えて,みんなから意見をもらおう。どんな「見方・考え方」を使ったか伝えよう。自分の考えや思いがどうやったらうまく伝わるかを考えて発表しよう発表する人は…発表している人の考えや思いをくみ取りながら聞こう発表を聞く人は…聞きながら,気づいたことをメモにとろう。発表のしかたや内容について,印象に残った点をメモにとろう。数学の「見方・考え方」がどんなところで使われているかに注目しよう。自分のレポートに取り入れられる考え方があるかどうかに注意して聞こう。自分の考えと比ひ較かくしてちがう点を伝えよう。もっとわかりやすい見せ方や説明,調べ方があれば,アドバイスをしてあげよう。発表している人がわからなかったところについて,いっしょに考えよう。レポートの作成5101520510152025表現する力につながるつながる学び巻末の「表現する力を身につけよう」では,レポートの作成から発表までを意識したポイントや例を提示し,初めてのレポート活動でも安心して行うことができ,表現力やコミュニケーション能力を高める活動ができます。けよう~自分の考えを見直そう~の中で, 「なぜだろう」,「別の条件ならどうだろう」,ポートのテーマにしましょう。ふだんから気になった,テーマを決めるときに役立ちます。にしようネット等で調べる法を計画することが大切です。料の特とく徴ちょうを見つけましょう。収集した情報やデータは,録しておきましょう。また,インターネットで検けん索さくす,信しん頼らいできる情報かどうかに注意する必要があります。容や調査過程,そのおもしろさや価値などが友だちにてまとめましょう。レポートという形にこだわらず, たり伝えたりするために,レポートをつくってみましょめることで,学習したこと以外に新たな発見をしたり,ます。それこそが,本当の数学のおもしろさです。510151年「まとめる」2年「伝える」3年「見直す」というように,学年進行に合わせた目標設定にしています。253「なぜだろう」,「別の条件ならどうだろう」,「もっと知りたい」と感じたことをレポートのテーマにしましょう。ふだんから気になったことをノートなどに記録しておくと,テーマを決めるときに役立ちます。 図書館の本や新聞記事,インターネット等で調べるなど,目的に合わせた資料の収集方法を計画することが大切です。を見つけましょう。収集した情報やデータは,何を参考にしたのかわかるように記録しておきましょう。また,インターネットで検けん索さくすできる情報かどうかに注意する必要があります。作成したレポートを発表し,発表内容について,友だちから質問やコメントをもらいましょう。また,聞いている人は,疑問点や感じたこと,よりよいレポートにするために自分だったらどうするかなどについてコメントをしましょう。友だちの意見を参考にして,自分の研究をふりかえりましょう。必要があればデータの整理の方法や分析のしかたを改善し,レポートを書き直しましょう。調べた内容や調査過程,そのおもしろさや価値などが友だちに整理してまとめましょう。レポートという形にこだわらず,新聞やポスターなど,発表のしかたに合わせて形式を選ぶと,さらによいものをつくるこ自分の考えをまとめたり伝えたりするために,レポートをつくってみましょう。レポートにまとめることで,学習したこと以外に新たな発見をしたり,疑問が生まれたりします。それこそが,本当の数学のおもしろさです。何について調べて,何を伝えたいのかをはっきりさせておこう。グループの中でリハーサルを行い,相手にわかりやすい話し方を見つけよう。話す順序や資料を示すタイミングをくふうして,説得力のある展開を考えておこう。学習した内容と自分で考えた内容を区別して話そう。わからなかったことを伝えて,みんなから意見をもらおう。どんな「見方・考え方」を使ったか伝えよう。自分の考えや思いがどうやったらうまく伝わるかを考えて発表しよう発表する人は…発表している人の考えや思いをくみ取りながら聞こう発表を聞く人は…発表を聞く人は…聞きながら,気づいたことをメモにとろう。発表のしかたや内容について,印象に残った点をメモにとろう。数学の「見方・考え方」がどんなところで使われているかに注目しよう。自分のレポートに取り入れられる考え方があるかどうかに注意して聞こう。自分の考えと比ひ較かくしてちがう点を伝えよう。もっとわかりやすい見せ方や説明,調べ方があれば,アドバイスをしてあげよう。発表している人がわからなかったところについて,いっしょに考えよう。5101520510152025発表する人だけでなく,聞く人の注意点もそれぞれ示し,学年進行に合わせて項目を増やしています。[ 3年 P.252-253 ]12

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る