理科_内容解説資料
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探究活動観点特色具体例目的意識をもって観察・ 実験を行い,科学的に探究する能力の基礎と態度を育てるように配慮されているか。(目的意識,探究,観察・実験の技能,科学的な思考・表現)・ 各探究の導入として「気づき」が設けられており,生徒が自ら課題意識をもって探究に取り組むためのくふうがある。・ 探究活動では,すべてのページについて,探究の過程に分解して表現されており,探究の資質・能力を身につけることができる。・ 中学生の実際の自由研究例「この自由研究がスゴイ!」が設けられており,他者を意識しながら探究の意欲を高めることができる。気づき 1年p.135,2年p.25,2年p.195, 3年p.51,3年p.147などこの自由研究がスゴイ! 1年p.11,2年p.9,3年p.7観察・実験の結果を分析・解釈する能力や,自らの考えを表現する能力を育成できるように配慮されているか。(分析・解釈,科学的思考・表現,言語活動,ノート指導)・ 観察・実験の「結果」と「考察」の欄が分けられており,それぞれの視点を意識させ,「結果」に基づいて考えさせるように配慮されている。・ 観察・実験のあとに「結果」が示され,さらに「結果」から導き出されることがらが「考察」としてまとめており,結果を分析・解釈する能力の育成に配慮されている。・ 「レポート例」が随所にあり,生徒が自ら実験レポートを作成するときの参考になる。結果・考察 1年p.200,2年p.40,2年p.104, 3年p.92,3年p.144などレポート例 1年p.24,1年p.110,2年p.232, 3年p.148など基本操作・基本技能の習得について十分に配慮されているか。(観察・実験の技能,言語活動,ノート指導)・ 基本操作・基本技能については,「基本操作」と表示された囲みの中で,手順や注意事項がていねいに記述されており,確実な育成ができる。・ 「グラフのかき方」などがていねいに記述されており,基礎的・基本的な表現力を育成できる。・ 「伝える・伝わるコツ」が掲載されており,ノート指導,レポート指導の補助になる。基本操作 1年p.24~27,1年p.92,1年p.116, 2年p.34など伝える・伝わるコツ 1年p.9など危険防止について十分に配慮されているか。(安全指導)・ 危険防止が必要な箇所には,目立つ「ストップ」マークを表示して,注意する内容を明示している。・ 廃液の処理などの環境への配慮を育成するための注意事項も示している。ストップ 1年p.73,1年p.99,2年p.27, 2年p.35,2年p.119,3年p.172など器具や材料は入手しやすいか。(観察・実験の技能)・ 器具や材料などは,入手しやすく,学習効果の面からも有効で適切である。さらに,指導要領にともなって新たに実施する実験でも,すでにある器具を流用したり,演示実験扱いにできるようにするなど,学校の実情に合わせて実施できるように配慮されている。探究 3年p.57~60,3年p.175原理や法則の理解を深めるためのものづくりや季節を変えての継続観察・観測など,科学的な体験や自然体験の充実が図れる配慮があるか。(ものづくり,継続観察)・ 生徒が自ら活動できるものづくりの内容を「やってみよう」として掲載している。・ 継続観察・観測が適している探究では,単元のはじめにその内容を取り出し,自然体験の充実が図れるように構成されている。やってみよう 1年p.154,1年p.164など継続観測・継続観察 2年p.220,3年p.188~19127

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