理科_内容解説資料
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2-2ふり返って深める教えて深める発信して深める単元のはじめの問いに,もう一度答えて,何ができるようになっているか確かめましょう。 この問いに対して今かいた内容を,単元がはじまる前にかいた内容と比べてみます。また,学習の中で自分の考えが変わったところはどこでしょうか。  今のジブン>昔のジブン この単元の学習を通して,あなたが難しいと思ったところはどこですか。そこは,きっとほかの人も難しいと思うことでしょう。 では,これから学習する下級生にそれをわかりやすく伝えるとしたら,あなたはどのように説明しますか?下級生がつまずかないようにどこに気をつけますか? そのポイントを,ポスターや参考書にして,下級生に伝えましょう。 1日先生体験これまで学んだことを,下級生のためにいかしてみましょう。学習の中で気になったこと,調べたことなどを発表のかたちにまとめ,みんなの前で説明してみましょう。聞く人たちは,それに対する意見などを返すようにしましょう。 調べたこと,考えたことは,レポートにかいたり,発表したりしましょう。発表の準備をすること自体が,考えを深めることにつながり,ほかの人の異なる視点をもらえば,さらに考えが深まります。 学びをキャッチボール実験計画の立て方に興味をもって,蒸散をテーマに調べる計画を立てました。植物の部分によってどのくらい蒸散の量がちがうか<変える条件>植物の部分(茎くき,葉の表側,葉の裏側)<そろえる条件>それぞれの部分の面積(できるだけそろえる),日にち,時刻,個体方法 ①A:葉の表側だけにワセリンをぬる    B:葉の裏側だけにワセリンをぬる  C:葉の表側・裏側にワセリンをぬる  D:茎だけにワセリンをぬる  E:どこにもワセリンをぬらない  F:茎のかわりにガラス棒を使う②試験管に水を入れてそれぞれの茎をさし,時間を決めて減った水の量を比ひ較かくする。学び続ける理科マスター!「深めて」 目指せ!  学びのあしあと(→p.75)生物と,養分・酸素・二酸化炭素にはどのような関わりがありますか。動物や植物を例にして,図や文章で説明してみましょう。51015 140 2-2発展つなげて深めるこの単元で学習した内容と,次のことがらをつなげて発想を広げましょう。私たちの班は、デンプンが分解されるときにはたらく消しょう化か酵こう素そに興味をもちました。デンプンが分解されるとき,どのような化学変化が起こっているのでしょうか。 学び,再発見 デンプンは,ブドウ糖分子が右の図のようにたくさんつながってできています。 デンプンを分解する消化酵素は,デンプン分子の形とだけ合う形のくぼみ部分をもっています。このくぼみ部分にデンプン分子がはまりこむと,デンプンが切られて,分解されるしくみです。形の合わない物質に対しては,消化酵素ははたらきません。形が合ったときだけはたらくので,「鍵かぎ」と「鍵かぎ穴あな」の関係に例えることができます。 体内では,消化酵素以外にもたくさんの種類の酵素がはたらいています。細さい胞ぼう呼吸によって,ブドウ糖からエネルギーが取り出されるときにも,細胞の中で酵素がはたらいています。酵素は生命の活動に必要なさまざまな化学変化を起こさせています。+仕事とつなげる+これまでの学習内容とつなげる+家庭生活とつなげる+興味のあることとつなげる+学校生活とつなげる+ほかの人の意見とつなげるブドウ糖切断消化酵素(マルターゼ)消化酵素(アミラーゼ)麦芽糖切断切断切断デンプンデンプンの形と合うくぼみ部分結合を切断するはたらきがある部分学習の中で,もっと知りたいと思ったことを深めていきましょう。何ができると「深い学び」が実現するのか,p.4-5で確認しておきましょう。510152051015 141 ●実験の目的を理解しましょう。●実験の手順を話し合い,たがいに分担して準備しましょう。1実験を始める前に●気づいたことをメモしましょう。●薬品や火をあつかうときは立って実験をしましょう。2実験を行うときは実験室を使うコツ基本●先生の注意や指示をよく聞きましょう。●走ったり,ふざけたりしてはいけません。●机の上には,必要なものだけを出しておきましょう。●協力して実験を進めましょう。●器具を器具を壊こわしてしまったり,壊れた器具を見つけたりしたときは,すぐに先生に報告しましょう。したときは,すぐに先生に報告しましょう。●器具を大切にあつかい,運ぶとき器具を大切にあつかい,運ぶときは慎しん重重ちょうに両手で持ちましょう。器に両手で持ちましょう。器具はみんなのものです。具はみんなのものです。●実験によっては,保護めがねや軍手などをつけましょう。●気体を発生させる実験では,換かん気きを行い保気体を発生させる実を行いどうやって理科を学ぶの?510152015学び続ける姿 が見える学び続ける態度が身につく学習を終えて満足するのではなく,その学びをふり返ったり,深めたり,さらに身のまわりにはたらきかけていく。そして,それを続けていく。そんな人間になってほしいという願いを込めて,「主体的・対話的で深い学び」の例を示しました。単元末の「理科マスター」「中学生がどのような自由研究をしているか」コンテストに応募された例を,本人のインタビューとともに掲載しました。生徒が学ぶ意欲を高め,将来を想像する助けとなります。実際の自由研究例1年p.10だから2年

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