TEADA 2021/後期号
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特集3新しい時代の学びを考えるさらに詳しい情報は,以下WEBサイトよりご覧になれます。文部科学省サイト「令和4年度文部科学省概算要求等の発表資料一覧」 ▲https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.htm• 小学校高学年の教科担任制や35人学級の推進................................................................1兆5,147億円• 学校における働き方改革の推進のための支援スタッフの充実...............................288億円など• GIGAスクールにおける運営支援・指導力向上支援等..................................................................68億円• 学習者用デジタル教科書の普及促進................................................................................................57億円など 文部科学省の令和4年度の予算の概算要求が,2021年8月末に発表されました。要求額は,前年度を上回る5兆9161億円です。その内訳は,小学校高学年の教科担任制や35人学級の推進にあてられるものが最大ですが,GIGAスクールにおける運営支援や学習者用デジタル教科書の普及促進など,教育のデジタル化にも多くの予算があてられています。1人1台端末など,ハード面でのデジタル化の準備は整ってきたものの,ICTを活用していくうえでのリテラシーや情報モラルの不足など,新たな課題も明らかになっています。●❶新しい時代の質の高い教育 ●❷官民挙げたデジタル化の加速 ●❸グリーン社会・カーボンニュートラルの実現●❹日本全体を元気にする活力ある地方創り令和4年度 文部科学省概算要求の4つのポイント

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