TEADA 2021/前期号
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1人1台端末時代どうする?新しい時代を生きる子どもたちのために,それぞれの個性に合い,創造性を育む学びを実現する。そうした目標のために始まったGIGAスクール構想も,今年度で2年目に入りました。令和2年度内で,児童・生徒1人1台の端末といったハード面の準備はほぼ整い,今は活用を促進していくためのリテラシーやノウハウ,ソフト面の充実をはかる時期といえるでしょう。今年度の国の予算案では,GIGAスクールにおける学びの充実やオンライン学習システムの全国展開,先端技術・教育データの利用促進,学習者用デジタル教科書普及促進事業などが前年度より増額されています。今や1人1台端末時代,真っただ中です。前年度予算額より増額のあった主なもの(ICT活用教育アドバイザーなどによる整備・活用推進,情報モラル教育推進事業,児童・生徒の情報活用能力の把握に関する調査研究)●GIGAスクールにおける学びの充実……… 前年度予算額3億円 ➡ 令和3年度予算額4億円●学習者用デジタル教科書普及促進事業……… 前年度予算額 0.2億円 ➡ 令和3年度予算額 22億円●オンライン学習システムの全国展開,先端技術・教育データの利活用推進……… 前年度予算額2億円 ➡ 令和3年度予算額7億円▲GIGA HUB WEB一般社団法人ICT CONNECT 21による「GIGAスクール構想」に関して,様々な情報を集積したポータルサイト。https://giga.ictconnect21.jp/特集3

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